航空自衛隊のF-4EJは、米空軍のF-4Eを改造した戦闘機で、米国製造の最初の2機が運ばれ小牧基地に到着したのが1971年。301飛行隊が百里基地で編制されたのが73年10月。 そして戦闘機F-4EJ/EJ改が2021年3月には全機退役した。 現在、F-4EJ/EJ改を運用する空自航空部隊は、第301飛行隊(百里基地)だけで、この301飛行隊も2020年度中には後継のステルス戦闘機F-35Aへ機種転換し、三沢基地へと移動する予定だ。301飛行隊はそもそも空自で最初のF-4運用部隊で、搭乗員の機種転換訓練も担当したことでF-4のマザー・スコードロン(母体飛行隊)とも呼ばれた。その301飛行隊が幕引きも担当することになった。